さくら工房 -Collection-
証紙 ガード加工 用語解説

Collection  きもの地について

証紙  〜伝統を誇る手作りの証〜

 伝統証紙とは着物の協同組合が行う定められた検査に合格して「伝統的工芸品」のみに貼られる “伝統を誇る手作りの証”である。これには伝統的工芸品産業振興会が定めた「統一マーク(伝の 字と赤丸を組み合わせたデザイン)」と、管理番号が印刷してある 又、事故の発生を防ぐため 「伝統工芸品」表示の際には「伝統証紙」を発行した産地の協同組合名を明示することが義務付 けられている。

日本の絹マーク


このマークの表示対象は、絹製品のうち日本で製織された白糸地並びに日本で染織されたきもの(反物、仮絵羽)及び帯。これらの素材(繭、生糸)が国産であるか外国産であるかは問わない

縮緬(ちりめん)

正絹白生地のうち裏地としてもっとも多く使われるのは縮緬である。
そのうち二大産地としては丹後と長浜である。


  丹後縮緬
京都府丹後地方を産地とする。
現在のような独特のシボを持つ、しなやかでふっくらとした風合いの「丹後縮緬」 は江戸時代に完成した。
以来丹後は伝統の中に常に新しい技術を取り入れながら多くの品種を生み出し、我が国有数の織物産地となった。

  浜縮緬
滋賀県長浜地方を産地とする。
古くから絹織物の産地として栄えた。古事記にも上条(上質の生糸)の産地としてその名が見える。
1789年には中村林助・乾庄三郎の二人に よって「浜」縮緬が織り始められ、以後藩の手厚い保護を受け発展した。
現在、長浜で織られている白生地には、大きく分けて「浜縮緬」と「浜紬」の二種類がある。「浜縮緬」は、 
縮緬の高級品というイメージが定着している。





















紬(つむぎ)

紬糸織物繭屑を真綿状態にして糸を引き出して織り上げた先練織物で節が所々にある。
紬はもともと各地の農家が自家用のふだん着として織られてきた。
紬が日常着からおしゃれ着として趣味のきものとなったのは、戦後からと言われている。

紬は民芸的色彩が濃く、手作りの温かさが感じられる。。
製造工程はさまざまで、過程が複雑で手間がかかっている程高級品となっている。
大島紬、結城紬、黄八丈、信州紬、小千谷紬等がある。


加賀友禅 |  江戸小紋 |  大島紬 |  琉球紅型 |  京友禅 |  小千谷縮 

加賀友禅

 江戸時代初期、当時既に完成した加賀染めに、友禅の技法(防染糊と先染の技術)が加わって 加賀友禅 が完成したといわれている。京都で友禅染を創始した宮崎友禅斎が、晩年金沢に移り住み、ここにも友禅 染めを伝えたとされている。

赤-手描き用
紫-正絹小紋用

〈特徴〉
・加賀五彩(蘇芳・藍・黄土・緑・黒)を基本色とし、その組合せ濃淡により独特の色調を出す。
・構図は絵画的である。
・ぼかし・虫喰い葉などの染め技法を中心とした写実的な表現が多い。


 


加賀小紋

加賀友禅作家久恒俊治氏の作品をフォーマルドレスに制作
江戸小紋

 単に江戸染小紋という場合は、東京で染めた小紋の総称で、いわゆる江戸小紋もその一分野という ことになる。 江戸小紋は、江戸時代に裃から転化したといわれる型染めで、当時は単に小紋と呼ばれ ていた。江戸小紋と称されるようになったのは戦後である。 幾何学的ともいえるほど高度に図案化さ れた単純な柄が中心。非常に細かい柄が多い。単彩又は単彩に近い渋い色合いのものが多い。


小千谷縮

 江戸時代の中頃、より糸を使って布に「しぼ(ちぢみともいいう)」とい小さなしわを作る方法が考え出され、 越後上布にちぢみを付けた「小千谷縮」が誕生した。しぼのある麻織物の、さわやかな肌ざわりは、夏の高級衣料として人気がある。 原料の麻は、国産の苧麻(からむし)の糸であること。紡績糸でもよい。
 現在は、苧麻の生産がとても少ないため、フィリピンなどから輸入した、ラミー麻の紡績糸を使ってもよいことになっている。
 昭和50年、通産省から伝統工芸品に指定されている。

  



大島紬

地球印商標
 本場奄美大島紬協同組合が奄美大島で織られる手織りの「本場大島紬」につける   登録商標。織り口文字 (反端に織り込む文字)は「本場奄美大島紬」。
旗印商標
 鹿児島織物工業組合が、鹿児島で織られる手織りの「本場大島紬」につける登録商標。織り口文字は、 「本場大島紬」。現代の大島紬は、 厳密な意味では「紬」ではなく「絹絣」とでもいうべきものである。しかし、 一般的に「紬」通用しているのでそのように扱ってよいであろう。泥染大島、泥藍大島、色大島、白大島、男大島等がある。


  

 
 染大島で紳士シャツ制作
琉球紅型

紅型は琉球王朝の王族、貴族が着用したきものである。紅型といえば赤い色を連想するが「紅」は、色全般を指し、 「型」は模様を意味する。紅型には桜、梅、柳、菖蒲など友禅に用いられるモチーフの全てが登場する。

・琉球紅型のきもの
沖縄で伝統的な型染の技法によって生産され、強烈で多彩。「伝統的工芸品之証」が貼られている。生産者は非常に少ない。
・紅型調のきもの
沖縄以外で染められる。琉球紅型と同様の技法による小紋・付下げも、各地で染められている。色が若干渋目だったり、 顔料が用いられていない場合もあるが、 南国の風土と太陽を思わせる独特の雰囲気は、充分に演出されており手堅い人気がある。
<特徴>
・全ての工程を一人で行う。
・型紙は一枚である。
・顔料と植物染料を使った強烈な色彩。
・二回の色挿しと隅取りで模様はくっきり。
・紅型の五彩ー赤・青・黄・紫・緑。
・中国・日本の影響を受けた多種のモチーフがある。



京友禅

伝産法による「京友禅」の規定
  1.伝統的な技術または技法
    手描き友禅にあっては、次の技術または技法によること。
     (1)図柄は、友禅模様を基調とすること。
     (2)下絵は、青花等を用いて描くこと。
     (3)防染する場合は、糸目糊、伏せ糊、またはろう描きであること。
     (4)「挿し」「彩色」及び描き染めには、筆または刷毛を用いること。
    型友禅にあっては、次の技術または技法によること。
     (1)型紙は、柿渋を用いて手すき和紙をはり合せ、友禅模様を彫刻したものとすること。
     (2)型付けは、手作業により柄合わせすること。
  2.伝統的に使用されてきた原材料
    生地は、絹織物とすること。
  3.製造される地域
    京都府京都市、宇治市、亀岡市、向日市、久世郡久御山町。

一般的な京友禅のイメージは、京都で染められた色彩豊かな柄染のきもの全体を指す。本来の手描き友禅、型友禅の両者を併用 したものだけでなく、機械染色によって型友禅の柄を染めたものも含まれる。

最近は友禅の雰囲気を持つ、華やかな色柄の小紋を「友禅小紋」と呼ぶので、友禅と小紋とをはっきり区別することはできない。

友禅模様には季節がある。とくに花や行事などを写実的に表したものは、着る時期が限られてくる。季節を先取りした柄を着るのは、 おしゃれの神髄ともいえる。





ガード加工
 さくら工房の絹服(kimonofuku)は、よごれや水濡れ防止のためガード加工処理をしています。
 

 湿気を吸収しにくい − 縮みが防げます
  

 スコッチガード
 

 ハジックガード

 
  すこやかガード

  但し 撥水加工であって防水ではないので、大量の水には注意!濡れたり汚したりしたら、できるだけ早 く処理する事が大切です。
  永久的なものではありません。
  お 洗濯は、ドライクリーニングでお願いします。
  その他ご質問ご相談は、 メールにてお受けいたします。




絹織物の手入れ
  着用後は衣服全体によく風を通し、やわらかいブラシか布でチリを払いましょう。
   衿・袖口・スソなどの汚れに注意し、シミの有無を確認しましょう。
   アイロンをかける場合は、絹の適温で光が出ないようあて布を必ずしてからおかけ下さい。

保存方法
   防虫剤は併用せずに一種類にして下さい。
   乾燥剤も忘れずに入れておきましょう。
   直射日光の当たらない湿気の少ない場所に保存して下さい。 
   クリーニングから戻ったらビニールの袋から出しておきましょう
   年に一度は虫干しをしましょう。
   10月〜11月の晴天続きの日の午前10時〜午後2時頃までの陰干しがよいでしょう。
   シミ虫食いなどに注意しましょう。発見したら早い処理をして下さい。
   
                                     トップへ▲


用語解説


付下げ

柄付けの方法からきた名称。 模様が着物の左前袖から左肩衿にかけて、右後ろ袖から右肩にかけて柄を置いたもので、 縫い目で柄は普通切れている。
小紋

もともと極小の柄が、一面にぎっしりつまった着物の名称だったが、現在は、絵羽、付下げ以外の 柄染めの総称となっている。

色無地

柄の無い黒以外の一色染めの着物。

撒き糊友禅

竹の皮の内側に糊を薄くのばして陰干しし細かく砕いたものを生地の上に撒いて模様を表す。染色すると霜降り風の柄になる。 
非常に手の込んだ友禅。

 
 

Order Collection
きもの地のことをもっと詳しく知りたい!